お正月には初詣に行かれる方が多いと思います。
日本全国で毎年9000万人以上が初詣に行かれるそうですよ!
スゴイですね!
しかし、正しい参拝方法やマナーってご存知ですか?
意外と知らない方、多いんじゃないでしょうか?
と言うことで今回は、
意外と知らない初詣の正しい参拝方法、
意味や由来まで全てまとめてご紹介したいと思います。
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そもそも初詣って何?意味や由来は?
初詣と言うのは、年明けから正月中に
神社や仏閣に参拝する行事を初詣と言います。
家長達が大晦日から元旦にかけて神社にこもり
氏神様に祈願することが古くからありました。
この風習が初詣の原形のようです。
その後、年篭りせず参拝だけ行うようになったのは
明治以降のことのようです。
つまり、今の初詣スタイルが出来たのは
割と最近のことなんですね。
正しい参拝方法は?
では、正しい参拝のやり方はどんな感じなんでしょう。
順に見て行きましょう。
鳥居、山門をくぐる、その前に
境内は神聖な場所。
その神聖な場所に入っていくわけですから、
先ずは服の乱れなどを直しましょう。
また、鳥居や山門は外界との境界線みたいなもの。
くぐる前には軽く会釈するようにしましょう。
神様へ挨拶する意味合いがあります。
参道を歩く、その前に
参道の真ん中は神様が通る
「正中(せいちゅう)」と呼ばれています。
その為参道を歩く時は、
真ん中は避けて端を歩くことが礼儀とされています。
手水舎(ちょうずや)で手、口を清める
水は身のけがれを清めると言われています。
参拝前には手水舎で手、口を清めます。
また神道では「左」は神聖なものとされている為、
先ずは左手から清めていきます。
[titled_box color="white" title="手水舎での手、口を清める手順"]
①右手で柄杓を持って左手を洗う。
②左手に持ち替え、右手も洗う
③再び右手に持ち替え、左掌に水を受けて口をすすぐ。
口をすすいだ左手を洗う。
④柄杓を縦に傾けて、持っていた柄の部分に水を流して洗う。
⑤柄杓を伏せて元に戻す。
[/titled_box]
参拝します
いよいよ参拝していきます。
[titled_box color="white" title="参拝手順"]
①神前に進んで(なるべく中央には立たずに)会釈します。
②お賽銭を納めます。
(なるべく投げ入れないほうが良いようです。)
③鈴を1回鳴らします。
④2礼2拍1礼の拝礼を行います。
・2回深く礼をします。→2礼
・右手を少し引いて柏手を2回打ちます。→2拍
・1回深く礼をします。→1礼
(お寺では、柏手は打たず合掌のみ行います)
[/titled_box]
鳥居をくぐる時
再び鳥居をくぐり、境内を出たら、
向き直り、軽く会釈してから帰ります。
初詣のお賽銭はいくらが良いのか?問題
一体初詣のお賽銭は幾らお供えすれば一番いいのか?
そう思う方もいるかと思います。
結論から先に言ってしまうと、
「お供えしたい金額でオッケー」
「ご縁がある」「五重のご縁がある」「先が見通せる」
なので縁起がいいと言う人もいれば、
「真ん中に穴が空いていると、ご縁が抜けてしまう」
なので縁起が悪いという人もいます。
つまり諸説あって、
語呂合わせとかいろいろ願掛け的なことで
特に決まってるわけじゃない、ということなんです。
もちろん金額の多い少ないも関係は無いです。
大事なのは気持ちの問題と言うことですね。
でも、どうしても気になる方は
「初詣 お賽銭」で検索してみて下さい。イロイロ出ていますよ。
初詣はいつまでに行くべき?問題
これに関しても、いつまでに行くべし!
というような決まりはありません。
絶対に元旦じゃなきゃダメとか、
三が日までには行かないと後利益が無い
みたいな事もないので安心して下さい。
一つの基準とするならば、門松を飾って
年神様が家々に来ている松の内の期間中に
参拝された方が初詣らしいと思いますよ。
まとめ
今回は初詣に関する
様々な疑問に答えて行きましたが如何だったでしょうか?
あるわけではありません。
あなたの無理のない範囲で
初詣を楽しんで頂ければと思います。
※参照・引用サイト
◯ Wikipedia
◯ Photo by (c)Tomo.Yun
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