フォトリーディングと聞いて、あなたはどんなイメージを
持つでしょうか?
1冊30分でビジネス書が読めてしまう。
パラパラめくるだけで頭に入ってくる。
フォトリーディングのイメージは様々あると思います。
でもそれは正解でもあり、不正解でもあります。
今回は、より効率的に本を読む速読術の一つである
フォトリーディング とは何か、方法やコツについて
調べましたので、シェアしたいと思います。
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フォトリーディングとは?
そもそもフォトリーディングって何の事なんでしょうか?
正直イマイチよく分からない方も多いと思います。
フォトリーディングというのは
数ある速読術の一つで、
写真のようにページを写し取っていき、
それを復習、活性化する方法など含む
総合的な読書法のことです。
パラパラページをめくるのは
フォトリーディングの一部分に過ぎないんです。
もしそれだけで全部理解出来るのなら
相当天才だと思いますし、
恐らく国を挙げて学校教育に取り入れていると思いますw
本の情報を削って削って必要な部分を見つける読み方です。
でも、せっかくだからもっと味わって読みたいって方も
いらっしゃると思います。セコセコ読んでもねぇって。
それはそれでいつも通りの読み方をすれば良いと思います。
趣味の読書はいつも通りで
仕事や勉強など時間が限られている中での読書は
フォトリーディングで、と
分けて考えればいいんじゃないでしょうか。
フォトリーディングの方法
では早速フォトリーディングのやり方を
見てきましょう。
準備 [約1分]
準備段階では2つのポイントがあります。
[titled_box color="white" title="目的の設定"]
何のためにその本を読むのか?
これをしっかり決める事で
本の中から必要な情報を取り出し易くなります。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="みかん集中法で集中モードに入る"]
集中した状態に入る為に、みかん集中法を使います。
⑴手の上にみかんが載っているのをイメージします。
匂い、手触り、重さなどを感じながら左右の手で持ち替えながら
イメージします。
⑵そのみかんを利き手で後頭部から15〜20cm上に持って行って置きます。
手は降ろして、みかんは後頭部上に留まっています。
⑶目を閉じて、後頭部上のみかんのバランスを取ります。
リラックスした集中状態になったら目を開けます。
[/titled_box]
予習 [約1分]
続いて徐々に本の内容に入って行きます。
まだ読み込んではいけませんよ。
[titled_box color="white" title="全体像をつかむ"]
本の表紙や目次などを1分程で読んで概要を掴みます。
そして、準備段階で決めた目的を達成出来るかを
検討します。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="ジャッジする"]
で、ここでこの本を読むべきかジャッジします。
目的を達成出来そうにない場合は、
読まないという選択もありです。
[/titled_box]
フォトリーディングへ [約5分]
ここまで来て、いよいよフォトリーディングを
始めていきます。
[titled_box color="white" title="フォトリーディングの準備"]
しっかりフォトリーディングする時間が取れるか?や、
その本をフォトリーディングする目的をもう一度
確認しましょう。
目的確認は非常に重要です。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="加速学習モード"]
脳の処理能力アップさせる加速学習モードに
入ります。
⑴体の力を抜きます。
⑵深呼吸して目を閉じます。
⑶もう一度息を吸って、止め、ゆっくり吐きながら
「3」をイメージしながら、「リラックス」と唱える。
⑷もう一度息を吸って、止め、ゆっくり吐きながら
「2」をイメージしながら、「リラックス」と唱える。
⑸もう一度息を吸って、止め、ゆっくり吐きながら
「1」をイメージしたら、美しい風景の中に身を委ねます。
これで精神的にも落ち着いて、インプットしやすくなります。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="開始アファメーション"]
更に更に、情報を取り入れるためにアファメーションを行います。
・「フォトリーディング中、私は完全に集中している。」
・「私がフォトリーディングする情報は、私の脳に写し取られ
私はそれを利用することが出来る。」
・「私は (目的)を達成するために、(本のタイトル)の中の
情報を得たい。」
以上のような言葉を口にして、前向きな気持ちに
集中した状態にします。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="フォトフォーカス状態にする"]
ページ全体を写真のように写し取るようにするため、
フォトフォーカス状態に持っていきます。
まず、後頭部上に意識を集中させます。
視野は、ページ全体を眺めるように。
本の四隅と行間の余白を意識します。
上手く出来ると、ブリップ・ページと呼ばれる
本の中心部分にカマボコ状のページが見えます。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="ページをめくっていく"]
背筋を伸ばして、45度の角度で本を持ち
約1〜2秒に1ページのスピードでページをめくっていきます。
上手くめくれず、飛ばしてしまっても問題なし。
リズムよくめくっていくことの方が大事です。
やってみると分かるんですが、
パラパラ〜サラサラ〜って感じじゃなく
意外としっかり写し取っていく感じです。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="終了アファメーション"]
まぁ正直、読んだ実感が無いでしょう。
何にも頭に入った感じがしない。。。
でも落ち込まないで下さい。
まずは、フォトリーディング終了後のアファメーションを
しましょう。
・「私が取り込んだ情報は、頭の中に吸収されて整理されました。」
・「この情報が役立つのが私は楽しみです。」
これらの言葉を話して、前向きな気持ちにしましょう。
[/titled_box]
復習 [約8〜10分]
ここでは、フォトリーディングで取り入れた情報を
浮かび上がらせる段階です。
[titled_box color="white" title="調査"]
表紙、裏表紙、目次、最初&最後ページ、太文字、
見出し、小見出し、囲み記事、数字、図表、紹介記事、
要約、感想や批判部分などを見てみましょう。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="トリガーワードを見つける"]
20ページずつページをめくり、気になるような、
目に付くキーワードを本の中から取り上げて行きます。
時間は2分位で。
1冊に20〜25語を目安に書き出します。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="質問を出す"]
出てきたトリガーワードから、著者への質問を作ります。
人は質問を持つと、答えを得たくなる性質がある為です。
[/titled_box]
活性化 [約30分〜1時間]
ここでは、入ってきた情報を
脳へ定着させていきます。
[titled_box color="white" title="休息を取る"]
と、いってもまずは一休み。
最低でも10〜20分程休息を取り、
その間に脳の中で情報が熟成されるのを待ちます。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="質問の見直し"]
先ほど書き出した質問の中から、本当に必要な質問だけを
絞り込んでいきます。
脳にその質問を問いかける事で、必要な答えが意識下に
上がってきます。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="スパーリーディング&ディッピング"]
興味のある章や、気になる部分だけを素早く
読んでいきます。(スーパーリーディング)
その中から更に気になる部分が出てきたら、
そこを深く読んで行きます。(ディッピング)
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="マインドマップ作成"]
ここまで来て、アウトプットになります。
マインドマップにして書き出すことで
取り入れた知識を一覧で確認出来、
理解がしやすくないます。
また、先ほど書き出したトリガーワードを入れると
更にいいでしょう。
[/titled_box]
[titled_box color="white" title="高速リーディング"]
最後は、本の最初から最後までを止まることなく
読んで行きます。
理解が出来たところは飛ばしてOK。
必要ないと感じる部分も飛ばしてOK。
ただし、分からない部分が出てきても
止まらずに読み進める事が肝心です。
読んでいくうちにヒントや分かる部分が
出てくるはずです。
[/titled_box]
以上がフォトリーディングの概要でした。
意外とやる事があって大変だと感じた方もいると思います。
でも慣れると短い時間で出来るようになります。
フォトリーディングのコツは?
実は意外かもしれませんが、
最初の目的の設定が非常に重要です。
・なぜその本を読まなくてはならないのか?
・本の中から何を学び取りたいのか?
・本を読む事でどんな目標を達成したいのか?
などの理由や目的をしっかり見定めることで
必要な情報がピックアップ出来るようになります。
マンガ本をフォトリーディングすることで
イメージが定着し易く、
フォトリーディングがマスターしやすくなったという人もいます。
フォトリーディング中に、
ブリップ・ページを意識し過ぎる必要も
無いようです。見えなければ、それでもOK。
またボヤけて文字を読めないかもしれませんが
それでいいんです。
写真のように脳に取り込むので、
ピントが合わない状態でも、問題ありません。
オススメの書籍
それではフォトリーディングをやる上で
参考になる書籍を数冊ご紹介していきます。
あなたもいままでの10倍速く本が読める新版 |
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まとめ
今回はフォトリーディングについてご紹介しました。
読むのがどうしても時間が掛かってしまうという方も
この方法を一度試してみて下さい。
飛躍的に読むスピードが上がるはずですよ。
更に詳しく知りたい方は、書籍の方もご覧下さい。
※参照・引用
◯仕事に活かす! フォトリーディング-【電子書籍】
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