5月〜6月にかけて、
さくらんぼが旬を迎えます。
さくらんぼは以外と種類が多くて
どれを選べばいいか迷ってしまう方も
多いのではないでしょうか?
というわけで今回は、
さくらんぼの代用的な品種や収穫時期
様々な料理などに使われるさくらんぼについて
ご紹介していきます。
スポンサード リンク
さくらんぼってどんな果物なの?
さくらんぼは桜桃とも呼ばれる果樹です。
植物学上の分類では、バラ科サクラ属の落葉高木となります。
原産地は西アジアで、非常に多くの種類があります。
主な産地は?
冷涼な気候を好む性質があるため、
日本国内では東北地方が主産地となっています。
日本一の産地は山形県であり、
代表品種の佐藤錦はブランド食材として高い評価を得ています。
山梨県も主産地の一つとなっているわけは、
甲府盆地の寒暖差のある気候が栽培に適しているためです。
山形県も寒暖差が激しい気候が観測される地域ですが、
果物の糖度を高くするためには良い要素です。
さくらんぼの旬の時期はいつ?
さくらんぼが旬となる時期は種類によって微妙に違います。
大きく分けると3つの系統があり、
早生種、中生種、晩生種に分類できます。
早生種の代表は?旬はいつ?
※高砂 photo by Wikipedia
早生種の代表としては、高砂や豊錦などがあります。
早生種の場合には5月下旬から6月中旬にかけて収穫期を迎えます。
早生種は初物としての需要がありますから、
贈答品としての利用価値も十分にあります。
中生種の代表は?旬はいつ?
※佐藤錦 photo by Wikipedia
中生種の代表としては、山形特産の佐藤錦があります。
佐藤錦は日本で最も多く生産されている
さくらんぼの品種でもあります。
1912年に黄玉とナポレオンの2つの品種を交配して誕生。
糖度の高さや香りの良さが評判となって
すぐに人気品種となりました。
佐藤錦は6月の時期に収穫されるため、
本場の山形県では全国へ出荷するための準備で忙しくなります。
佐藤錦の果実は宝石のような輝きがあるために、
高級な果物の代名詞となっています。
贈答用として用いることも盛んで、
今では通販の取り寄せ品としても根強い人気があります。
晩生種の代表は?旬はいつ?
※紅秀峰 photo by 山形県
佐藤錦に少し遅れて出回り始める紅秀峰は、晩生種となります。
収穫時期は6月下旬頃となり、糖度が非常に高いのが特徴です。
数ある種類の中でも量産しやすい品種ですが、
果実の美味しさでは佐藤錦にも劣らないものです。
紅秀峰も取り寄せ品として人気で、旬の時期になれば
東京などの百貨店の果物売り場で見かけることもあります。
さくらんぼの種類は豊富で収穫時期は長いですから、
次々に違う品種の味を楽しめますね。
加工しても美味しい、さくらんぼ
旬の季節にはそのまま食べて果実の美味しさを堪能できます。
また、ジャムを作って常備しておけば
いつでもパンにつけて食べることができます。
お菓子の材料としても重宝され、
贅沢にジュースにして飲むこともあります。
さくらんぼの旬を過ぎた後でも、
缶詰や飴などの加工品を購入して楽しむことができます。
ゼリーも人気の商品で、赤い鮮やかな色が美しいものです。
加工する技術は向上していますから、
旬でなくても独特な美味しさを堪能できます。
再び旬が訪れる直前には、
確実に手に入れるために予約をして取り寄せることがおすすめです。
自作の果実酒もオススメ
さくらんぼの美味しさを長く楽しむためには、
果実酒を作ることもおすすめです。
氷砂糖とホワイトリカーがあればすぐに作ることができます。
長く漬け込むことで、豊穣な味となってきます。
果実酒を上手に作ることができれば、
他人にも自慢できるようになるはずですよ。
ネットで、
”果実酒 さくらんぼ”
と検索すると作り方が出てきますので
参考にしてみてください。
まとめ
今回は、さくらんぼの種類や旬の時期などについて
ご紹介しました。
この記事を参考にしてもらって、今年は
いろいろなさくらんぼを楽しんで下さい!
※参照・引用サイト
◯ Wikipedia
◯ 山形県
スポンサード リンク