うなぎはスタミナをつける食べ物として、とても有名です。
土用の丑の日の習慣が始まったのは江戸時代ですが、
それ以前から滋養強壮によい食材として食べられてきました。
うなぎが栄養補給に良いとされてきたのには
実はちゃんと根拠があるんです。
でも、ダイエット中の方にはカロリーが高い等の理由で
ちょっと敬遠されがちですよね。
しかし、ダイエット中の方にこそ、うなぎを食べて欲しいんです!
というわけで今回は、
ダイエット中の方にも朗報!
うなぎの栄養やカロリーなどについてご紹介します。
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うなぎの栄養素は?
ここではまずうなぎに含まれる栄養素から見ていきましょう。
タンパク質やコラーゲンが豊富!
まず注目するべきはたんぱく質です。
100グラムあたり23グラムという量が含まれています。
非常に優秀なたんぱく源といえるでしょう。
さらに皮周辺にはたんぱく質の中でも
すっかり女性の間で人気が定着した
コラーゲンが豊富に含まれています。
ビタミン、ミネラル、鉄&カルシウムも!
またビタミンやミネラルも豊富です。
まずビタミンAは食材の中でもうなぎに特に多く含まれています。
ビタミンAは粘膜を強化したり、
視力を正常に保つのに必要なビタミンです。
他にも疲労回復効果のあるビタミンB1
新陳代謝に関係するビタミンB2
カルシウムの吸収を助けるビタミンD
さらにはアンチエイジング作用のあるビタミンE
も含まれています。
日ごろの食生活で不足しがちな
カルシウムや鉄も豊富なので、
美容に気を使う女性の栄養補給にも最適です。
ただ、カロリーが高い。。。
ここで気になるのが、カロリーです。
うなぎと言えば、こってりした味わいが魅力ですが
その分、カロリーを気にして敬遠してしまう方も
多いのではないでしょうか。
特にダイエット中の方はそうでしょう。
確かにカロリーは100グラムあたり255キロカロリーと
決して低くはありません。
しかし、それでもサーロインステーキや焼肉に比べればずっと低いのです。
しかも肉に比べると、カロリー以外に
計れない健康効果があります。
それは何かというと・・・ 。
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高カロリー、でもね。。。
うなぎのカロリーが高くなってしまうのは、
脂質の多さが原因です。
100グラムあたり19.3グラムも含まれています。
その数値だけ見てしまうと、ダイエット中の方は
食べられないと思ってしまうかもしれません。
しかし最近、
脂質は徹底的にカットすればいい、というものではなく
質のよい脂質を適量取るほうが健康にも美容にも
もちろんダイエットにもよいということが分かってきました。
質の良い脂質、それは?
今注目されているのが、
オメガ3脂肪酸と呼ばれるものです。
亜麻仁油やえごま油、魚の油に含まれています。
オメガ3脂肪酸は身体の中で合成することができない
必須脂肪酸ですので、
食事から摂取する必要があります。
しかし食生活が欧米化した現代日本人は
魚を食べる機会が減り、どうしても不足しがちです。
オメガ3脂肪酸の効果は?
オメガ3脂肪酸は
アルツハイマーの予防や抗炎症作用、
さらに血液をさらさらにする働きがあることが現在分かっています。
脂肪酸の摂取バランスの崩れは健康に悪影響を及ぼします。
ですから、このバランスを整えるためにも
オメガ3脂肪酸はむしろ積極的に摂取を心がけたい油なのです。
魚介類であるうなぎは当然のことながら
たくさんのオメガ3脂肪酸を含んでいます。
ですからダイエット中でも
むしろ摂ったほうがよい脂質が含まれた
すばらしい食べ物だといえるのです。
まとめ
今回は、うなぎの豊富な栄養素についてご紹介しました。
ダイエットで敬遠していた方、我慢していた方も
土用の丑の日には是非召し上がってみてはいかがでしょうか?
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